(註4) 天空率


天空率とは、「建物を天空( 地面に置いた半球面のスクリーン )に投影し、さらに平面上( 地面上の半球面の底の円 )に正射影した場合の円の面積に対する空の面積の割合」  分かってもらえましたか? なんかよう分からんでしょ!

ちなみに、平面上へ正射影した図を そのまんま 天空図 といいます。直感的な感覚に訴えるなら、地面に寝っころがって 16mmの超広角魚眼レンズ(画角180度)で 真上に向かって撮影したときの、建物で隠れてへん 空の割合。 普段の生活に なじみのない話でしょ!

法規制上 いっぱい いっぱい の時と、計画建物が建った時との比較で、空の割合が多ければ見事 クリヤー。 各斜線制限が 緩和されます。

もちろん 定規やコンパス で書ける代物ちゃいます。 なんと水平な直線が、天空図上では、 楕円の軌跡へと変身しよります。 なんぎ な話でしょ!