天空率とは、「建物を天空( 地面に置いた半球面のスクリーン )に投影し、さらに平面上( 地面上の半球面の底の円 )に正射影した場合の円の面積に対する空の面積の割合」 分かってもらえましたか? なんかよう分からんでしょ!
ちなみに、平面上へ正射影した図を そのまんま 天空図 といいます。直感的な感覚に訴えるなら、地面に寝っころがって 16mmの超広角魚眼レンズ(画角180度)で 真上に向かって撮影したときの、建物で隠れてへん 空の割合。 普段の生活に なじみのない話でしょ!
法規制上 いっぱい いっぱい の時と、計画建物が建った時との比較で、空の割合が多ければ見事 クリヤー。 各斜線制限が 緩和されます。
もちろん 定規やコンパス で書ける代物ちゃいます。 なんと水平な直線が、天空図上では、 楕円の軌跡へと変身しよります。 なんぎ な話でしょ!